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山岳信仰、修験の山として、清浄潔斎し六根(眼、耳、鼻・舌、身・意)清浄の身に白装束をまとって諸願成就を祈った

成澤八幡神社 石鳥居

 仁寿2年(852)慈覚大師円仁により龍山寺が創建されたと伝えられています。神尾を中心とする西蔵王一帯に龍山寺を中心に三百の堂塔・坊舎が立ち、天台宗が繁栄しました。瀧山の参道口としては元木口と鳴澤口があります。

 出羽大道の下谷柏から渡船にて若宮八幡神社より龍山川添えに元木の石鳥居を潜り岩波を経由するは元木口。若宮八幡宮より鳴沢川に沿って成澤八幡神社石鳥居を通って行くのが鳴澤口であり、二つの石鳥居は高湯道の交差近くに建立されています。

 成沢の石鳥居は天仁2年(1109)に建立された日本古来の形をした鳥居で、朴訥で、どっしりとした風格で飾らない美しさがあります。日本最古のものと言われ、国の重要文化財に指定されています。また、参道の途中には空清水があり石鳥居の採石場跡・地蔵堂前の板碑群(六面幢は高さ2.7m・板碑は六面幢の左右に一基ずつ高さ2.3m)燈の前の層塔・ひなくぼ墓地の板碑群等の宗教遺跡が現存しています。

 永徳3(1383)年、八幡山に築城するにあたり兼義は山上に鎮座する八幡神社をご神託によって現在の西南麓に奉還し、一切経と八幡大神の御姿を埋め四方結界し、武運長久と領土領民末永く安らかにと祈願した。その地は祈願塚・御経塚の地名にあり副郭の少し小高い所を指します。

詳細情報

成澤八幡神社

住所 : 山形市蔵王成沢116

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