擬洋風建築の最高傑作
山形市郷土館【旧済生館本館】
旧済生館本館は、初代山形県令三島通庸(みしまみちつね)の命により、明治11年2月着工同年9月に落成した、山形県立病院です。明治11年12月太政大臣三条実美により「済生館」と命名されました。後に山形市立病院として使用され、昭和41年12月に国の重要文化財に指定されました。明治初期の擬洋風建築の傑作と言われています。
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済生館の歴史
初代山形県令三島通庸の功績を紹介するパネルや、医学校も兼ね備えた済生館に関わる資料を展示しています。
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ローレツ先生の部屋
ローレツの活躍で医学校は東北地方でのドイツ医学の拠点となりました。彼に関する品々を展示しています。
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薬剤関係資料
江戸・明治時代の薬の容器が展示されています。漢方医が藥の材料を保管する「百味箪笥」も展示しています。
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医学機器・病院資料
当時、済生館で使用されたいたドイツ製の顕微鏡をはじめとした、様々な医学機器を展示しています。
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2階講堂・郷土資料
講堂は授業や式典等の行事で使用されていました。また、三条実美の「濟生館」のへん額を飾っております。
詳細情報
住所:山形県山形市霞城町1番1号
電話番号:023-644-0253
開館時間:09:00~16:30
入館料:無料
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)